文学資料コーナーでは、大宮ゆかりの歌人・大西民子が花について詠んだ歌の自筆資料等を展示しています。
民子は花を愛し、花についての歌を300首以上詠んでいます。学生時代にはフリージアの「無邪気」、スイートピーの「歓喜」など、花言葉に希望に満ちた自分の未来を託し思い馳せていました。また、結婚後夫との別居生活で悩んでいた頃には、常に花を絶やさず飾るようにしていたと書いており、花々の明るさは民子の心の支えにもなっていました。
今回の展示は、民子が自ら解説を書いた『大西民子集-現代短歌入門(自解100歌選)』より、花にまつわる歌をご紹介します。是非3階文学資料コーナーまでお越しください。
・日時:2023年5月7日(日)~7月4日(火)
・場所:大宮図書館3階文学資料コーナー
展示目録「そらんじてゐし花言葉」 .pdf