文学資料コーナーでは、大宮ゆかりの歌人・大西民子が父・菅野佐介について詠んだ歌の自筆資料等を展示しています。
警察官として活躍した佐介は職場では厳しかったそうですが、家では子煩悩な父親で特に次女の民子のことを可愛がり、民子もそんな父を尊敬していました。民子が教員として就職してまもなく佐介は急逝しますが、民子は歌に父の姿を描き続けました。
今回の展示は、敏腕刑事としての佐介の活躍について詠んだ歌「みちのくのシャーロックホームズ」、受験生の民子を見守る父の姿を描いた「民子の進学」、そして民子の父への挽歌「父への想い」の3部構成で、父に思いを馳せた民子の歌をご紹介します。是非3階文学資料コーナーまでお越しください。
・日時:2023年3月7日(火)~5月4日(木)
・場所:大宮図書館3階文学資料コーナー