大宮図書館文学資料コーナー
歌人・大西民子をはじめ、短歌、俳句、詩を
中心にさいたま市にゆかりのある文学者達の
資料の展示を行っています。
埼玉県は、古くは「万葉集」の時代から東国の歌枕になるなど、古代から歌の舞台となってきました。また1946年には、戦後歌壇に大きな役割を果たした「新歌人集団」が浦和で結成されるなど、日本の歌壇史に残る優れた歌人が活躍しました。現在でも県下各地では、「埼玉県歌人会」をはじめとし、多くの歌人が活躍しています。
2024年は埼玉県歌人会が発足し、70周年になる記念の年です。今回、埼玉県歌人会の協力のもと、長年埼玉で活動した歌人7名の自筆資料や作品を展示します。どのような想いで歌を詠んできたか、今活躍する歌人たちの短歌に触れていただければと思います。