特別展示「宮澤章二の年賀状―寅―」 2022年1月1日(土)~1月31日(月) 大宮ゆかりの詩人・宮澤章二は、年賀状に干支にちなんだ言葉や詩を寄せていました。また、二十年以上にわたって雑誌や新聞等に"新年の詩"を残しています。 今回の展示では今年の干支である「寅」より、宮澤の自筆による寅年の年賀状のほか、新年の詩「初詣で」の原稿をパネル展示しました。
第11回企画展「あこがれはピアニスト―民子と音楽―」 2021年11月11日(木)~2022年1月4日(火) 大宮ゆかりの歌人・大西民子は、短歌と同じくらい音楽を愛していました。特にピアノを好んだ民子は、学生時代にプロのピアニストに憧れます。そのため、ピアノをはじめとする楽器はもとより、曲や演奏を題材にした歌をいくつも詠んでいます。 また、日常や心情の動きを音楽に託して詠むことも多く、晩年になっても自宅のピアノを弾くことがありました。 今回は、民子が実際に愛用していたピアノをはじめ、所蔵していたレコードや楽譜のほか、音楽について歌い、語った民子の自筆資料を展示しました。
第10回企画展「作家たちがみた大宮 (1) 大宮公園と文学者たち」 2021年9月7日(火)~11月4日(木) 明治から昭和初期にかけて、大宮公園(氷川公園)には武蔵野の面影が色濃く残っていました。割烹旅館や茶店などもあったため、避暑地の一つとして、多くの人たちが訪れていました。中には正岡子規や夏目漱石、寺田寅彦といった著名な文学者たちも足を運んでいます。 今回は大宮公園にゆかりある文学者を作品とともに紹介し、当時の大宮公園の写真などをパネルで展示しました。
第9回企画展「歩き続けた日 ―民子と戦争―」 2021年7月7日(水)~9月4日(土) 太平洋戦争中に青春時代を過ごした大西民子は、戦争で亡くなった人々を悼む歌や釜石市で教員をしていたころの戦争体験をもとにした歌を詠んでいます。 今回の展示では、当時の資料やのちに戦争への思いを詠んだ歌から、戦争を経験した民子の歌を振り返りました。
開館二周年記念展示「全円の歌人 大西民子―沖ななも先生と民子の歌をよむ―」 2021年5月7日(金)~7月4日(日) 文学資料コーナーでは開館二周年記念展示として、長年大宮で活動したゆかりの歌人・大西民子の自筆資料等の展示をおこないました。 『全円の歌人 大西民子論』を刊行した沖ななも先生と一緒に、民子の歌をよみ解いていきましょう。
第8回企画展「歌人・永井陽子 うたはふしぎな楽器」 2021年3月5日(金)~5月6日(木) 永井陽子は図書館司書として働きながら歌人として活動し、音楽を題材にした歌も多く残していることから、大宮ゆかりの歌人・大西民子と共通する点がある歌人です。 リフレインを多用した歌が特徴で、彼女の歌集は現在でも多くの人々に愛読されています。 今回は永井陽子の代表的な作品をご紹介するとともに、自筆資料や愛蔵品もあわせて展示しました。