文学資料コーナー
過去の展示

第16回企画展
「うたをゆたかにするもの―民子の愛した絵の世界―」

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大宮ゆかりの歌人・大西民子は、歌を作るにあたって、絵画からも多くの影響を受けており、絵のことを「歌をゆかたにするもの」と表現しています。そのためか、民子の歌には絵や画家の名前が度々登場します。

また、民子自身は岡鹿之助といった画家の絵を好み、岡鹿之助の絵のような歌を詠みたいと目標にしていたほか、自宅に絵も飾ったりと、絵に親しんでいました。

今回の展示では、絵画を題材にした民子の歌の自筆資料と、絵にまつわる民子の所持品を展示します。

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第15回企画展
「陸橋をこえてー大木実と大宮ー」

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昭和から平成にかけて活躍した詩人・大木実は、太平洋戦争後、知人の紹介で大宮市上小町(現・大宮区上小町)に転居し、大宮市役所に勤務しながら詩を書き続けていました。

それらの作品には、自分の住む町・大宮を題材にしたものもあります。また、大木実は大宮詩人会などの創設にも携わり、郷土の文化活動にも尽力しました。

今回の企画展では、大木実が大宮の街並みについて書いた詩とともに、当時の風景の写真を展示するほか、大木実の代表作の自筆資料等を紹介します。

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第14回企画展
「埼玉の歌人たちー短歌への八つの想いー」

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埼玉県は古くは「万葉集」の時代から東国の枕歌になるなど、古代から歌の舞台になってきました。

1946年には、戦後歌壇に大きな影響を果たした「新歌人集団」が浦和で結成されるなど、日本の歌壇史に残る優れた活躍し、現在でも県下各地では「埼玉県歌人会」はじめとし、多くの歌人が活躍しています。

今回の企画展では、埼玉県歌人会の協力のもと、長年埼玉で活動してきた歌人8名による自筆資料等の作品をご紹介します。

どのような想いを歌にこめたのか、触れていただければと思います。

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移転開館三周年記念展示「つながる女流歌人」

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 大西民子は、戦後を代表する女流歌人として、長く旧大宮市で活動を続けていました。

 民子は、師事した歌人・木俣修が北原白秋の門下だったため明星派の流れを引き継いでいますが、系譜に囚われず幅広い女流歌人からも影響を受けました。

 今回の展覧会では、明治・大正時代に活躍した女流歌人のなかから、三ヶ島葭子をはじめとする民子が影響を受けた歌人たちの歌や人生についてご紹介するとともに、自筆の色紙や初版本などを展示します。

 是非、大宮図書館3階文学資料コーナーへお立ち寄りください。

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第13回企画展「民子、春を詠む-花のにおい、風のささやき-」

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 東北の盛岡で生まれ育った大西民子にとって、春は大宮に来てからも待ち遠しい季節でした。

 民子は盛岡にいた幼い頃の思い出として両親と毎年3月のひな祭りを祝い、もうすぐやってくる春の訪れが待ち遠しかったとエッセイに書いています。

 今回の展示では青春時代を過ごした「奈良」、教師になり新婚時代を過ごした「岩手」、25歳で移住してから69歳で亡くなるまで住んだ「大宮」と、民子が過ごした時期を3つに分け、春について詠んだ歌をご紹介しています。

 是非、大宮図書館3階文学資料コーナーへお立ち寄りください。

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第12回企画展
「偉大な先輩―啄木に想いを馳せた民子―」

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 長年大宮を拠点に活動を続け、戦後を代表する女流歌人のひとりとなった大西民子は、1924(大正13) 年に盛岡市八幡町に生まれました。

 盛岡市立城南尋常小学校に入学した民子は、盛岡の天神山で石川啄木の歌碑を目にして短歌に興味を持ちます。歌だけでなく啄木の破天荒な生涯にも惹かれた民子は、自分もあえて故郷から遠く離れた奈良女子高等師範学校に進学することを選ぶなど、その人生にも大きな影響を与えました。

 今回の展示では民子の歌風と人生に影響を与えた啄木の生涯や歌とともに、民子が選んだ啄木の歌100選の自筆原稿、啄木に影響を受けた民子の短歌などを紹介します。

是非、図書館三階文学資料コーナーへお立ち寄りください。

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