文学資料コーナー
過去の展示

第22回企画展
「大宮×ミステリー小説!小説家たちが見た大宮2」

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1885(明治18)年に開園し、観光地として栄えた氷川公園(現・大宮公園)のある大宮は、永井荷風や森鷗外など様々な作家を惹きつけ、物語の舞台として作品に登場してきました。そして、それは現在でも変わることなく、東日本の鉄道網の拠点として発達した大宮駅や駅前の繁華街をはじめ、歴史ある氷川神社や、市民の憩いの場である氷川参道・大宮公園など、様々な物語の中に大宮の街並みが登場します。

今回の展示では、その中でも「ミステリー」をテーマにした、大宮が登場する小説をご紹介します。作家たちが書いた物語のどんな場面で大宮が顔を見せるのか。ぜひお楽しみください。

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特別展示
「第11回さいたま子ども短歌賞作品展示」

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さいたま市では、毎年小学生~中学生までを対象に短歌を募集しています。

2013年度より始まったさいたま子ども短歌賞ですが、回を増すごとに応募数が増え、第11回目となる本年度では、36,388首の作品のご応募がありました。

今回、全応募作品の中から特に優れた作品として選ばれた「優秀賞」と「入選」の作品をご紹介いたします。

31文字と限られた文字数の中、子どもたちはどんな思いをことばにつなげたのか。ぜひご覧ください。

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新春特別展示
「宮澤章二の年賀状―辰―」

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大宮ゆかりの詩人・宮澤章二は、年賀状に干支にちなんだ言葉や詩を一緒に寄せていました。また、宮澤は雑誌等で埼玉を舞台にした詩を複数書いています。

市民の皆様に図書館から新年の挨拶とともに、2024年の干支である「辰」に因んだ宮澤の自筆年賀状と、新年の詩「花ことば」をご紹介します。

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第21回企画展
「第2回埼玉の歌人たちー歌に込めた想いー」

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埼玉県は、古くは「万葉集」の時代から東国の歌枕になるなど、古代から歌の舞台となってきました。また1946年には、戦後歌壇に大きな役割を果たした「新歌人集団」が浦和で結成されるなど、日本の歌壇史に残る優れた歌人が活躍しました。現在でも県下各地では、「埼玉県歌人会」をはじめとし、多くの歌人が活躍しています。

2024年は埼玉県歌人会が発足し、70周年になる記念の年です。今回、埼玉県歌人会の協力の元、長年埼玉で活動した歌人8名の自筆資料や作品を展示します。どのような想いで歌を詠んできたか、解説を通しながら、短歌に触れていただければと思います。

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第20回企画展
「くらしの想い出」

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昭和から平成初期を生きた大西民子の短歌には昔懐かしい光景を詠んだものがあります。それらの歌は暮らしに密着したものが多いため、火鉢や算盤といった昔ながらの道具も登場しています。

今回の展示では、「家庭生活」「職場・街中」「着物」と三部構成で民子が詠んだ歌の自筆原稿や所有品等を展示します。民子の歌を通して、懐かしい「くらしの想い出」をご紹介します。

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第19回企画展
「暑い夏!寒い夏?大西民子が感じた夏模様」

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歌人・大西民子もまた、暑い夏を過ごしていたことでしょう。夏の歌には、「花火」や「風鈴」など、日常生活の中浮かび上がる風景が詠み込まれています。また、職場の夏を詠んだ歌もあり、仕事中の民子の姿を垣間見ることができます。

一方、東北に生まれ育った民子は、幼いころに体験した冷夏の年について、エッセイに残しています。大人たちが米の収穫量を心配していたこと、家計の苦しさから働きに出ることになった同級生のことなど、寒い夏にまつわる記憶を語っています。

今回は、夏にまつわる歌やエッセイなど、民子の自筆原稿や道具をご紹介します。

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