文学資料コーナー
過去の展示

第23回企画展
「大西民子と源氏物語 民子が愛した平安文学」

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歌人・大西民子は、学生時代には奈良女子高等師範学校で日本文学を学ぶなど、若いころから古典に親しんでいました。短歌の師・木俣修からも、古今東西の文学作品を学ぶように教えを受けており、自身の歌の作る上で知識を広げていきました。

今回は、その中でも民子が好きだった「源氏物語」を中心に、自筆原稿や民子が愛読していた蔵書等を展示いたします。民子のエッセイを通して、煌びやかな平安文学をご紹介します。

大西民子生誕100周年記念展示
「ひゃくひゃく
―埼玉県歌人会が選ぶ、大西民子百首選―」

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今年は大宮ゆかりの歌人・大西民子の生誕100年、没後30年の記念の年です。

大西民子は1949年、25歳の時に大宮に移り住んでから歌人・木俣修に弟子入りし、自身の日常生活を赤裸々に詠んだ第1歌集『まぼろしの椅子』で注目を集めました。その後歌人としてめきめきと頭角を現し、『風水』で迢空賞を受賞、1992年には紫綬褒章を受章しました。

今回、埼玉県歌人会の協力のもと、「あなたが選ぶ大西民子の好きな歌」として民子の歌百首を選んでいただきました。今を活躍する歌人たちは、民子の歌にどんな想いをいだいたのか。自筆資料とともに埼玉県歌人会が選んだ「大西民子百首選」をご紹介します。

生誕100年になった今、皆さまに改めて民子の歌の魅力を感じていただければ幸いです。

第22回企画展
「大宮×ミステリー小説!小説家たちが見た大宮2」

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1885(明治18)年に開園し、観光地として栄えた氷川公園(現・大宮公園)のある大宮は、永井荷風や森鷗外など様々な作家を惹きつけ、物語の舞台として作品に登場してきました。そして、それは現在でも変わることなく、東日本の鉄道網の拠点として発達した大宮駅や駅前の繁華街をはじめ、歴史ある氷川神社や、市民の憩いの場である氷川参道・大宮公園など、様々な物語の中に大宮の街並みが登場します。

今回の展示では、その中でも「ミステリー」をテーマにした、大宮が登場する小説をご紹介します。作家たちが書いた物語のどんな場面で大宮が顔を見せるのか。ぜひお楽しみください。

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特別展示
「第11回さいたま子ども短歌賞作品展示」

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さいたま市では、毎年小学生~中学生までを対象に短歌を募集しています。

2013年度より始まったさいたま子ども短歌賞ですが、回を増すごとに応募数が増え、第11回目となる本年度では、36,388首の作品のご応募がありました。

今回、全応募作品の中から特に優れた作品として選ばれた「優秀賞」と「入選」の作品をご紹介いたします。

31文字と限られた文字数の中、子どもたちはどんな思いをことばにつなげたのか。ぜひご覧ください。

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新春特別展示
「宮澤章二の年賀状―辰―」

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大宮ゆかりの詩人・宮澤章二は、年賀状に干支にちなんだ言葉や詩を一緒に寄せていました。また、宮澤は雑誌等で埼玉を舞台にした詩を複数書いています。

市民の皆様に図書館から新年の挨拶とともに、2024年の干支である「辰」に因んだ宮澤の自筆年賀状と、新年の詩「花ことば」をご紹介します。

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第21回企画展
「第2回埼玉の歌人たちー歌に込めた想いー」

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埼玉県は、古くは「万葉集」の時代から東国の歌枕になるなど、古代から歌の舞台となってきました。また1946年には、戦後歌壇に大きな役割を果たした「新歌人集団」が浦和で結成されるなど、日本の歌壇史に残る優れた歌人が活躍しました。現在でも県下各地では、「埼玉県歌人会」をはじめとし、多くの歌人が活躍しています。

2024年は埼玉県歌人会が発足し、70周年になる記念の年です。今回、埼玉県歌人会の協力の元、長年埼玉で活動した歌人8名の自筆資料や作品を展示します。どのような想いで歌を詠んできたか、解説を通しながら、短歌に触れていただければと思います。

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