さいたま市では、毎年小学生~中学生までを対象に短歌を募集しています。
2013年度より始まったさいたま子ども短歌賞ですが、第12回目となる本年度では、35,057首の作品のご応募がありました。
今回、全応募作品の中から特に優れた作品として選ばれた「優秀賞」と「入選」の作品をご紹介いたします。
31文字と限られた文字数の中、子どもたちはどんな思いをことばに紡いだのか。ぜひご覧ください。
今年は大宮ゆかりの歌人・大西民子の生誕100年、没後30年の記念の年です。
大西民子は1949年、25歳の時に大宮に移り住んでから歌人・木俣修に弟子入りし、自身の日常生活を赤裸々に詠んだ第1歌集『まぼろしの椅子』で注目を集めました。その後歌人としてめきめきと頭角を現し、『風水』で迢空賞を受賞、1992年には紫綬褒章を受章しました。
今回、埼玉県歌人会の協力のもと、「あなたが選ぶ大西民子の好きな歌」として民子の歌百首を選んでいただきました。今を活躍する歌人たちは、民子の歌にどんな想いをいだいたのか。自筆資料とともに埼玉県歌人会が選んだ「大西民子百首選」をご紹介します。
生誕100年になった今、皆さまに改めて民子の歌の魅力を感じていただければ幸いです。